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ここは、すすきの仲通りにあったJazz Bar「４verse」の２代目マスターが1998年12月に開いた店です。店の名は、そのマスターが「ジャズ以外も店で流したいから」と、あまり”ジャズらしくない名前に”と考えてつけたそうです。そして、４verse時代から客として通っていた私が店を引き継いだのが2005年７月。今でもその時代からのお客さまがいて、店は永年愛され続けています。その結果、命名に反して「やっぱりジャズしか流せなくなった」と、引き継ぎの際にそのマスターは嘆いていましたが。。。
お客さま達は、年齢でいえば３０代から６０代が中心で決して”若い店”ではありません。男女比でいえば７：３、店の性格上”飲み会の最後にちょっと寄る店”ですしカウンター席しかない狭い店なので、男女を問わずお一人でいらっしゃる方も多いです。また、全員が昔のジャズ喫茶よろしく寡黙にジャズを聴いているということはありません。ジャズを知らなくても音楽好きの方が大半で、オーディオに興味のある方は”音の鳴り方”をじっくり聴いてますし、ＢＧＭ程度にお酒や会話を楽しむ方もいらっしゃいます。ボトルをキープしていらっしゃる方が４割、ショットでお飲みになる方が６割といった比率でしょうか。
そのお酒は、ウィスキーやジン、ウォッカ、ブランデー、ワインやベルモットなどに至る洋酒を、種類は限られますがほぼ揃えています。カクテルは勿論、お酒を飲めない方にはジュースや珈琲、紅茶もご用意しています。常備している種類が限られているので、お好みのお酒を持ち込んでお飲みになってもらっても構いません。ただ、当店は”お酒を売って稼いでいる店”ですので、その際は持ち込み料を頂きます（お酒の種類や飲み方によって料金が異なります）。また食べ物は、2020年４月施行の屋内喫煙に関する条例への対応として、「喫煙目的店」に登録したために主食類の提供が禁じられていますので、お出しするものはナッツやチーズなどのおつまみ類に限られます。もし「ちょっとお腹にたまるものを食べたいな」と思われたら、入店前に買い出して持ち込んで食べてもらっても構いませんし、入店後に数あるすすきののデリバリー対応店から出前を頼んで食べてもらっても構いません。その場合、当店から追加の料金を頂くことはありません。
かける音楽は、４０年代後半から６０年代にかけてのビバップ、ハードバップからボサノヴァ、７０年代以降のフュージョンを経てたまに今時の４ビートといった内容で、ボーカルからビッグバンドまで幅広いジャンルをかけています。オーディオ装置がヴィンテージ物ということもあってＬＰレコードを主にかけているせいか、音源を購入する際にはＣＤにあまり食指が伸びず、必然と増えるのは旧譜ばかりになっています。ですから、”新譜の試聴”という古来のジャズ屋としての役目は残念ながら持ち合わせてはおりませんので、悪しからずご容赦の程を。その代わりではありませんが、「私物のＬＰやＣＤを聴かせてくれ！」というリクエストには喜んでお応えしています。その際は店名に込められた想いもあって、他にお客さまがいらっしゃらなければジャズ以外の音源でも構わずおかけしますので、お荷物になるでしょうけど期待を込めてご持参するのも一興かと。。。
休業日は年末年始を問わず基本的になく、毎日１８時から翌３時まで営業しています。３時を過ぎてもお客さまがまだ飲んでいらっしゃれば 「帰れ」とは言わずにお帰りになるまで飲み続けてもらっていますし、「１７時から開けてくれ」など時間外のご予約にもお応えしています。ただ、店を一人で切り盛りしてので、私に用事のある場合は営業時間に変更が生じます。その場合は、”休みます””開店時間が遅くなります””閉店時間が早くなります”など、店内掲示は本より当ページ［What's
New］に告知しますので、念のためご来店前に確認されることをお勧めします。 |
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